りーにえんしーの闇鍋ブログ

書いている本人もよくわかっていないブログです。

未開の地、八つ目の海

また本についてのテーマの記事だ。本にネタが救われているフシがある。まったく、ありがたいことだ。

積み上げている本がまだあるというのに、今月は5冊新たに買ってしまった。興味本位で買ったり古書店で安価に手に入れるのはいいが、ちゃんと読めよと我ながら思う。たまには、本を読む日を設けるべきなのだろうかもしれぬ。休みなのだし。

しかし、読書に未だワクワクを持てるのはなぜなのだろう。良くも悪くも(内容が)未知で溢れているからなのだろうか。それとも、単に本の虫だったころの名残が残っているからなのだろうか。はたまた知識欲が掻き立てられるからなのだろうか。

能動的に、自主的に読む本はなぜペラペラとめくってしまうのか。お金を支払ったからなのだろうか。価値があると自分に言い聞かせたいからなのだろうか。そうした本は表面上でも裏側の心根でも「面白い」と真に思えるからなのだろうか。

インターネットが普及したとはいえ、本も未だに知識の海であることには変わりないと思う。インターネットが清濁併せ吞む大海であれば、本は区分けされていて、区域によって透明度や色が異なる小さな海である気がする。先述したが、本は特定のことに詳しくない限りは、基本的に未知のことばかりである。それに、ジャンルや種類も豊富だ。「本」と一括りにしていては見えなかった、あらゆる色の海が、本には溢れている。七つの海どころではないだろうな。八つも九つもありそうだ。

そういえば、今までどれくらい本を読んできたのだろうか。そんなこと、考えもしなかったな。マンガや小説、雑誌に実用書、果ては図鑑まで__。二十一年間で色々と読んできた気がする。なんとなく部屋の中の本棚や積み上げてある本をサッと見たが、百冊は容易に超えているだろうな。実家の本棚にも、そこそこの数の本があったような気が。では三百~五百冊くらいか?……いや、それだけではない。通っていた学校から借りた本もあるじゃないか。それらも読書遍歴に含むとなると……。まぁ小難しいことを考えると疲れるだろうから、これは無しにして。

とりあえず、今月買った本を読むとするか。まずは、大阿久佳乃さんの「のどがかわいた」から……。