りーにえんしーの闇鍋ブログ

書いている本人もよくわかっていないブログです。

悪癖 その1

悪癖と思うことがいくつかある。今回書くのは本のことだ。僕は気になる本があると、大抵は借りるか買うかするのだが、中身をそこまで読むことなく、「本を手に入れた」ということだけで満足してしまう。また憎いことに、本を借りる、もしくは買うまでの過程が長ければ長いほど、それだけで満足してしまうのだ。

あれは本の中身に惹かれるのではなく、「その本だから」という理由だけで価値があると思い込むことで起こってしまうのだろうか。手に入れるまでの過程の長さで価値が変動するのは、障害があればあるほどある目的物への執着や熱意が高まってしまい、障害を乗り越えることが目的となってあとは冷めてしまう、いわゆる「ロミオとジュリエット効果」なのだろうか(だいぶ適当なので各自で調べていただきたい)。

読みたいから借りるもしくは買うという目的が本来はあるはずなのに、本を手に入れることが目的となって、それで終えているというのは、傍から見ればまさしく時間とカネと労働力の浪費でしかないだろう。しかし当の本人である僕は、それをなかなか改善できないでいる。悩ましいし自分の頭の悪さが憎らしい。

こんな感じの悪癖のようなことがいくつかあるので、思い出した時にまた書き出してみることにする。ネタにも自己分析にもなるなら、吐き出しておいたほうがいいのだ。