りーにえんしーの闇鍋ブログ

書いている本人もよくわかっていないブログです。

対岸の火事

最近、色々と炎上することやものが多いなぁと思う。ネットニュースや掲示板、Twitterなどで見てみると、炎上して然るべきというものもあるし、何故炎上したのだろうかと思うものまで、様々なものがある。最近だと格安イタリアンレストランや某イラストレーター、架空世界の住人が現実世界の住人との色恋沙汰が炎上していたが、まったく炎上にも十人十色である。

まぁ自分にはそのどれもが関係のないことなので、対岸の火事が頻発しているなぁという認識にとどまっているが、こう炎上が続くと、いずれ思わぬ形でこちらの岸にまで火が燃え移ってしまうのではないだろうか。そうであるならばなるべく火がつくような要因を持ち出さないに越したことはないが、それは不可能だろう。今や酸素のように情報が溢れており、誰かが一服のつもりでつけた発信という火が情報に引火し、簡単に火事が起こってしまうのだから。ましてや情報社会は無味乾燥としているから、余計に燃えやすいだろうな。

こうなってしまうと防火装置が必要になってくるだろうが、燃えやすい情報社会下における防火装置とは、いったい何なのだろう。言い訳は鎮火よりも燃料になりかねないし、他者からの擁護も効果としては同じくらいだと思う。無視かとも考えたが、それでは防火シャッター近くで火が燃えていることで頭が一杯になり、生き殺しの果てに狂ってしまう。情報を取捨選択するようなろ過装置を付けた防護服では、最初は楽かもしれないが、じきに情報の摂取量不足で窒息死するだろうし。

こうなってしまうと残された道は、進化しかないのかもしれない。先ほどのろ過装置的システムを進化によって自然と手に入れるか、燃えているのを見ても何も思わなくなるような感情を手に入れるか。

それが果たして、進化なのか退化なのかは分からないが。