りーにえんしーの闇鍋ブログ

書いている本人もよくわかっていないブログです。

ごまかし

振り返ってみると、ごまかしで乗り切ってきたことが多いような人生だとつくづく思う。とっさに小さな噓をついてごまかし、分からない課題やレポートの内容を根拠のない自分の思い込みや付け焼き刃の知識でごまかし、出せない音程を裏声でごまかし、風邪の初期症状をのど飴や寝まくることでごまかし……。

ごまかしは人生の借金なんだろうか。まだ大丈夫、まだ大丈夫と思ってごまかしを続けていくうちに土台がグラグラし始め、いずれどこかでジェンガが崩れるようにごまかしがきかなくなるんだろうか。人生に差し支えがあるようなごまかしならそういうこともあるんだろう。「若く見える」、「女の子みたいで可愛い(このご時世にこういう表現を「かわいい」を形容する表現として使っても大丈夫なのだろうか、などという疑問は置いておく)」といった、誰かから言われて気付くごまかしは土台をグラつかせるだろうか。

そんな不安さえもごまかしで乗り切って、ごまかしで残りの人生も逃げきれればいいのに、なんて思ったりするのだ。