りーにえんしーの闇鍋ブログ

書いている本人もよくわかっていないブログです。

良くも悪くも

自分の癖の一つに、一人会話がある。何かを見た、聞いた時にそれに対する考えを第一の自分が口にし、それに対して第二の自分がツッコミを入れる。傍から見ればヤベー奴なのだが、こうした思考と反応プロセスが形成されてしまった以上、なかなか改善出来ないし、する気も起きないでいる。また、これがアイデアにつながるかもしれないので、そうそう辞めるわけにもいかない。人目が無いところなら無害であるだろうし。

この一人会話、何となく似ているものがあるなと思っていたら、このブログではお馴染みの人物である星新一が実践していたという、一人連想療法と似ている。連想療法は元々、心理学者のフロイトが患者に対して病気の原因を探るためにマンツーマンで行っていたものであるが、星は一人でこれを行い、自由に言葉を出して得た言葉たちを作品のアイデアとしていたという。実際はあまり効果的ではなかったようだが。一人という点とアイデアを捻出するという点では、自分がやっていることと星がやっていることはほぼ同じである。違うのは、これが仕事か趣味か、といった程度の違いであろうか。

この癖が皆様から見て良いか悪いかは自分にはわからないが、良くも悪くもこの癖が自分を構成する要素なのは確実である。というより構成してしまっている、といったほうが正しい。もうこうなってしまえば、上手く付き合っていくより方法はない。せめてTPOを考えて実践するといった、自己制御くらいはできるようにしたい。傍から見れば一人で会話するとかは、単純にヤベー奴なので。